
こんにちは、ますQです。
次女の妊娠について、第2回です。
今回も、安定期に入ったからマタニティーライフ満喫!とはいきませんでした。。
母の入院と死
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ツラかったつわりも、14週あたりから急にラクになってきました。
気付いたら、気持ち悪くない、身体が重くないんですよね。
普通に動けるようになっている、これはかなり有難いです。
つわりが長い人や、出産直前までつわりが続く人もいるようですね。
本当に大変だと思います。
仕事も普通にできるようになりました。
今まで遅刻したり急に休んだりしましたからね。
チームのみんなは責めるどころかとても心配してフォローしてくれましたが、罪悪感があります。
時短勤務ですが頑張ろうと思いました。
つわりが終わって少したった11月の終わり頃、母の容態が良くなくなりました。
夏に抗がん剤治療を終わりにしていたので、もう本人の気力体力次第・・・といった状況ではあったのですが。
1年くらいはもつだろうと思っていたのに、動けないようでした。
看護師だったからか、自分の身体のことは自分がわかっているというように、
「入院しようと思う」と言って入院しました。
入院の翌日に病院に行くと・・・。
「あと2週間くらいだって」と何事もないように言われました。
妊娠中の私になるべく負担をかけないように、あえていつも通りの口調で言ったのかもしれないですが。
もう治療もしていないガン末期なので覚悟はしていましたが、予想よりもあまりに早くて衝撃でした。
次の日に後輩の結婚式があり、それ自体はとても喜ばしいことだったのですが、
母親のことが頭から離れなくて、披露宴の間も自分の気持ちが不安定だったことをとても覚えています。
つわりが終わって仕事を頑張ろうと思っていたのですが、時間が限られているので
職場には勤務時間を短くしてもらえるようにお願いしました。
「つわりがやっと終わったのにスミマセン」と言うと、みんなが「家族のことを優先して」と言ってくれました。
30分早くあがらせてもらい病院に行って母との時間を過ごし、
保育園のお迎えを少し遅くしてもらったり、父にお迎えに行ってもらいました。
つわりがなくなって身体はラクになっても、仕事をして、母親の病院にいって、その後に長女の世話をする。
この時は精神的にツラかったですね。
母の入院は2週間も続きませんでした。
12月9日、母は亡くなりました。
私がつわりで苦しんでいる時、
「自分も思うように動けないのがもどかしい」とか言いながらも、
「娘の窮地は救わなくては!」と何とか私を助けようとしてくれていました。
で、私のつわりが終わったのを見届けて、タイミングを計ったように亡くなりました。
お腹の中にいる孫の顔を見せてあげることはできませんでした。
葬儀、年越しを経て引っ越しへ
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母の葬儀を終えると、もう年末でした。
12月は9日間しか出勤をしませんでした。
母の入院中は気を張って生活をしていたので、急に気が抜けたようになりました。
この時期はあまり覚えていません。
クリスマスや年末年始のお休みも、友達も気を遣うのか遊びに誘われたりもしませんでした。
で、年末にダンナが知り合いの人と会った時に、急に引っ越しの話になったんですよ。
2人めができて家族が増えるけど、それまで住んでいた2DKの家じゃ狭いけどどうしようかと話していましたが、
急いで引っ越す予定もなく、とりあえずはそのまま住む予定になっていました。
でも、その知り合いが持っているアパートが年明けに空くから、住まないかという話になりました。
駅からは遠くなってしまうけど、築年数は少し新しくなり、広さは1.5倍になり、
家賃は安くなる!
年が明けて部屋をみせてもらい、引っ越しが決まりました。
友達に引っ越しをすると話すと、「実家に入るの?」と聞かれましたね。
実家には父ひとりになってしまいますが、とりあえず同居の予定はありません。
1月2月は準備・引っ越し・片づけで忙しかったです。
家具もかなり買い換えました。
母親が使っていたのもので使えるものは新居で使うことにしました。
自分が妊婦だということも忘れるくらいに動きました。
妊娠の経過が順調で体調が良かったのもありますが、私がほとんどやった気がします。
私は三鷹市にしか住んだことがないのですが、同じ市内の引っ越しはいいですね。
何か忘れていてもすぐに行くことができますからね
借りる期間をダブらせていたので、引っ越し前に新居に新しい家具を運んでもらったり、
引っ越し後に前の部屋の粗大ゴミを出したりできました。
2回めの妊娠中期は母の死と引っ越しで、自分の身体を心配することもなく過ぎていきました。
初めての妊娠の時は、安定期は4週に1回の健診で、次の健診まで長くて不安だったりしたのですが、
次女の時は「もう健診行かなきゃいけないの?早い!」と思っていました。
職場の人にも、「前回とは違って余裕が感じられる」と言われました。
母親になって図太くなったのもありますが(笑)
私はこう答えていました。
「ゼロを1にするのは大変だけど、1を2にするのは難しくない」と。
一度経験したことがあるというのは大きいですね。
初めての時は何もわからずに不安で戸惑っていたのが、2回めだと「なんとかなるさ」と思える。
そう感じた2回めの妊娠でした。
でも、2回めだからこその問題もありますね。
上の子がいるということです。
お産入院中の上の子をどうするのかという問題があります。
出産前の状況と、上の子の対応については、次の記事で書きたいと思います。
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