
こんちには、ますQです。
前回に引き続き、ニュージーランドでレンタカーを借りた時のお話です。
ガソリンがなくなる事件は解決し、3つのトラブルのうち、2つめについてです。
車上荒らしに遭いました。
車上荒らしに遭った!
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前回のは事なきを得たので、ほのぼのとしたエピソードでしたが、これは犯罪に遭ったという一大事ですね。
穏やかではない出来事です。
ニュージーランドの治安はそんなに悪いという印象はなく、1か月半ほどの滞在でしたが、怖いとか危険とか思う場面はほとんどありませんでしたね。
比較的のんびりした印象の国なので、女ひとりで歩いていても平気だし(夜はちょっと怖いかも)。
まぁ、外国なので日本と同じ意識でいたら危険でしょうが。
そんな中、遭ったのが車上荒らしです。
私と友達は、レンタカーで移動しながら街を巡って、旅行をしていました。
バックパックを背負っての貧乏旅行です。
8月のシーズンオフなので(南半球なので冬です)、特に宿の予約もせず、ついた街にあるバックパッカーズに泊まります。
バックパッカーズって、ホステルみたいなもので、バスルームやキッチンが共有で、基本食事はありません。
食事はほどんどキッチンを使って(友達が)作ってましたね。
部屋はシングルやツインもありますが、私たちは節約のためドミトリー(相部屋)に泊まっていました。
ドミトリーには2段ベッドが2~4つくらい置いてあって、荷物を自分のベッドに括り付けておきます。
ほとんど寝るためだけの部屋ですね。
ニュージーランドのドミトリーは、男女相部屋が多くて、女性の私たちには着替えとか困ることも多かったですね。
私たち以外は男性で、部屋の中が体臭ムンムンでツラかったりもしました。
たまに男女別のドミトリーだと、ホッとしました。
ニュージーランドの北島、ロトルアという街での出来事です。
ロトルアはオークランドから車で2時間くらい?の街で、先住民マオリの文化に触れることができたり、温泉があったりと、
ニュージーランドを知るのに良い街ですね。
ロトルア到着後、とりあえずバックパッカーズを見つけて入ります。
部屋は空いているとのこと。
宿の女性に、「荷物は全部車から出して部屋に入れてね」と言われました。
私の荷物は常に身に着けているショルダーバッグの他は、大きいバックパックひとつ。
これに2か月分の旅行の荷物が全て入っているので、モチロンこれを部屋に入れます。
友達は、半年間ニュージーランドでワーキングホリデー後にこの旅行なので、荷物も色々あります。
大きなものは送ったようですが、様々なものを持っていたようです。
なので、リュックに1泊分の荷物を入れて、残りは大きなバックパックに入れて、車のトランクに入れたままにしていました。
ここまで書けば予想はつくでしょう。
1泊して、さて出発と車のトランクを開けると・・・。
空っぽ!!
「???」
私も友達も、一瞬何が起きたかわかりませんでした。
一瞬後に気が付きました。
友達のバックパックがない!
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宿に戻って女性にそのことを話すと、「だから、荷物は車から全部出してって言ったじゃない!」と言われました。
ごもっともです。
ロトルアでは多い事件なんですかね。
警察署の場所を教えてもらい、手続きに行きました。
日本でも警察署なんてほとんど行ったことないのに、ニュージーランドで行くことになるとは・・・。
まぁ、私は被害がないので付き添いですが。
警察署は堅苦しい感じはなく、入りやすく、対応してくれた女性警官もとても感じの良い人でした。
どんな状況で、何を盗まれたのか。
犯人を捕まえるためというよりは、のちに保険会社に提出する書類作成のための手続きという印象でしたね。
この日にこの街を出る私たちにとっても、保険用の書類作成の方が大事ですが。
犯人は捕まってないんだろうなぁ。
貧乏旅行でほぼ自炊でしたので、ドライブ中のお菓子はかなり贅沢な楽しみのひとつでした。
一度にたくさん食べないように、大事に大事に食べていたポテトチップやティムタム(チョコレート菓子)もなくなっていました。
私たちにとっては重大なことだったので警官にも話しましたが、被害としては微々たるものなので華麗にスルーされました(笑)。
何も食べかけのポテトチップまで持っていかなくてもいいのに。。。
私たちがこの後もあと1か月ほど旅行する予定なのを話すと、警官はリサイクルショップに連れて行ってくれました。
今後の旅行に必要なものを警察が買ってくれるのです。
やはり盗難事件が多いんでしょうね。
慣れた感じでした。
なくなったバックパックに入っていたのはもともと旅行に必要なものはわずかだったので、友達は少しの洋服等だけを選びました。
「それだけでいいの?」と警官も言うくらいでした。
その後も特に荷物に困る様子もなく旅行できたので、ホントに旅行に必要なものはなかったんでしょうね。
最後に警官は、「元気出して」とクマのぬいぐるみをくれました。
これもサービスなのか、被害に遭った旅行者みんなにあげてるのか・・・。
まだ旅行は続くのに、ぬいぐるみは邪魔なような気もしましたが、面白い対応ですよね。
友達はそのクマに、「ストールン」と名付けました。
stolen、つまりsteal(盗む)の過去分詞です。
ポジティブというか、ネタにしやすいというか。
10年以上たった今も友達の家には、ストールンがちゃんと座っています。
今ではいい経験です。
ちなみに車は、特に窓ガラスが割られていたりカギが壊されたりはしていませんでした。
私がカギをかけ忘れたのかなぁ。
でも、「荷物は全部部屋に入れてね」って宿の人に言われた時に、治安が悪いのかなと考えました。
なので、気を付けてそうですが・・・(記憶も自信もあんまりない)。
ちょっと調べると、カギがかかっていても車を開けることができるみたいですね(JAFの人とか)。
警察でもカギかけたかどうか聞かれた記憶があいまいなので、
その頃その街ではカギをかけていても車上荒らしに遭うという事件が多かったのかもしれません。
治安がいいと思った国でも事件に遭うこともありますね。
日本でも犯罪被害に遭う可能性もあるので、当然のことですが。
それほど深刻な被害ではなく、身体に被害はなくて旅行も無事に続けられたので、良かったです。
海外旅行中は油断せずに、日本じゃないという意識を持って行動することが大切だと思った事件でした。
ニュージーランドでレンタカーのトラブル、3つめはまた次の記事で書きたいと思います。
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