海洋散骨をしてきました② 2017年4月

こんにちは、ますQです。

前回に引き続き、海洋散骨をしてきた話です。

4月のよく晴れた暖かい日。

でも、風がとても強く、波も高い日。

ちょっと心配ながらも、出航しました。

 

長女にとって初めての船。テンション高く出航

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個別散骨なので、船は貸し切りです。

私たち以外は船の操縦士さんと、業者の方ふたりだけです。

ほんとに、普段着でも全然問題ないカンジでした。

 

船は予想より立派でした。

船室にはベンチとソファーがあり、簡単な調理台もついています。

奥にはお手洗いもあるとのことです。

船室の上はデッキになっています。

私たちはみんなでデッキに上がりました。

景色もいいですからね。

まだ動いていない状態でも波が高くて揺れがありました。

 

嵐の「ONE LOVE」が流れ始めました。

母が大好きで、葬儀にも使った曲です。

それを知らないはずなのに、去年の紅白を見て長女も好きになった曲です。

兄の結婚式で流れた曲でもあります。

みんなで合唱しました。

 

「ONE LOVE」の他にも母の選んだ曲が入っているのですが、言われていた通り、船が動き出すともうほとんど聞こえなくなりました。

聞こえるのは船のエンジン音と風の音です。

でも、会話ができないほどではありません。

デッキにいる人同士では少し大きめの声を出せば十分に聞こえるくらいです。

 

長女は初めからテンションMAXでした。

「船楽しい」「ゆれて面白い」「魚が飛び跳ねたのが見えた」「大きい船がある」「橋の下をくぐった」「水がかかった」等々。。。

もともとおしゃべりな子ですが、ずっとしゃべっています。

私もつられて一緒にはしゃいでいました。

次女は抱っこひもですやすや寝ています。

散骨と言ってもおごそかな雰囲気は全くなく、旅行に来て楽しんでいるようなカンジです。

長女があまりに楽しそうなので、風のないおだやかな海ではなくてもこれでいいか、と大人はみんな思っていました。

 

ベイブリッジを越えてしばらくすると、「そろそろ散骨地点になるので下に行ってください」と言われました。

船室の前の部分に椅子が並べてあり、そこに座ります。

沖に出たので、これまで以上に風が強くなりかなり揺れます。

波の揺れとともに横殴りに水がかかり、一番端にいた兄はかなり濡れていました。

 

散骨ポイントに到着。母を送る

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散骨ポイントに到着し、散骨の開始です。

本来は初めに黙祷があるのですが、この揺れで目をつぶると酔ってしまうのことで、省略されました。

 

粉になった骨を渡されます。

水に溶ける紙に包まれて、人数分の束になっています。

ひとりずつ、海に投げ入れて手を合わせます。

海が穏やかだと、紙が溶けて骨が撒かれる様子が見えるらしいですが、すぐに波にのまれてしまい見えませんでした。

 

次に花びらを撒きます。

キレイな花びらをいっぱい、海に撒きました。

そして、献酒をします。

 

最後に、リースを海に投げ入れました。

これが散骨した場所の目印となり、その地点を少し遊覧するためのものということです。

かなりの揺れだったため、足元に気を付けながらすべてをやりました。

 

散骨後、沖にいる間は波が高いので、船室で休みました。

風を受けないだけでもホッとしますが、揺れがかなりありましたね。

酔い止めのおかげか私は大丈夫でしたが、ダンナは少し気持ち悪かったようです。

 

ベイブリッジのあたりまで戻ると、デッキに上がってもいいと言われました。

景色もよく見えるし、揺れも少ないのでデッキから景色を眺めました。

 

予定の散骨ポイントよりも近くで行ったため、時間が余っているようでした。

横浜港をゆっくりと遊覧してくれました。

母の思い出の場所だったらしんみりとしたかもしれませんが、そうではないため、ただの観光って感じでしたね。

すれ違う船の乗客と手を振りあったりして、楽しみました。

 

散骨した場所は、横浜港シンボルタワーの近くでした。

シンボルタワーって行ったこともなく、初めて知ったのですが、無料のタワーらしいです。

「故人の誕生日や命日などの思い出の日にタワーに登って東京方面を見れば、そこが散骨をした場所です」と言われました。

頻繁には来ないと思いますが、そのうち行ってみようと思います。

 

ぐったりと疲れた海洋散骨

 

乗船した桟橋に戻って、散骨クルーズは終了です。

業者の方も、桟橋で挨拶をしてそこで別れました。

 

とくかく風が強くて波が高かったせいで、とても疲れましたね。

船に乗って座っていただけで、立ったり動いたのはごくわずかだったのですが、終わった後は身体が重かったです。

まぶたも重く、今すぐ爆睡できる。。。という状態でした。

風を受けて波に揺られているだけでこんなにもエネルギーを消耗するんだと思いましたね。

 

潮風をずっと受けていたから、みんな髪の毛はボサボサでギシギシです。

波がかかったりもしたので服も湿っています。

喪服なんて着ていたら、乾いた後に塩で白くなってしまっていたでしょう。

潮風の中でテンション高く騒いでいたので、口の中もカラカラでノドが乾いています。

私はマスクをしていてその状態だったので、マスクなしでずっとしゃべっていた長女はすごいと感心してしまいました。

風が強くても、天気が良くて暖かかったことが救いですかね。

 

風がなくて海が穏やかだったなら。

キレイな海に舞う骨が見えて、いい散骨になったかもしれません。

それでも長女がうるさいことは確かで、おごそかな雰囲気にはなりそうもないですが。

母を偲ぶというよりは、長女を楽しませる散骨でした。

数日たった今も、長女は「お船楽しかった。骨やお花を撒いたのが楽しかった」と言っています。

 

あれだけの風と波の中散骨したのもいい思い出です。

天候に左右されるし、波が高いと高齢の方などにはキツイと思うので、誰にでも勧められるものではないですが。

散骨の経験はとても貴重だし良いものでした。

何十年後かわかりませんが、私も海洋散骨で母と同じ海にかえりたいと思いました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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